top of page

松田さんファミリーの素敵な団地ライフ@すすき野団地 (前編)

すすき野団地(横浜市青葉区)で素敵な団地ライフを送っている松田さんファミリー。

リノベーション団地という住まいを選択して暮らしを楽しんでいるご一家に、ぜひお話を伺いたい!ということで、実際のお部屋におじゃまして、団地購入のきっかけや暮らしのあれこれをインタビューさせていただきました。ボリュームたっぷりの内容を、前後編に分けてお送りします。


松田ファミリーの写真
松田さんファミリー(写真左から直樹さん、三和ちゃん、るみさん)


Qこの団地に住むきっかけは?

■バランスが良くて、イメージにぴったりだったので決めました。


もともと前に住んでいた場所は子育てができるような広さがなく、場所もよくなかったので、子供が産まれたら引っ越そうとおもっていました。それで、色々アパートだったり他の団地を見に行ったりして探していました。

ただ、二人とも横浜の人間ではないので、あまりどういうところがいいというのがよくわからず、友人などにいい場所ないかな~と聞いていました。

そんななか、友人の知人から桜のライトアップのイベントがあるこちらの団地を教えてもらって、お邪魔しました。その時にお部屋も見せてもらっていて、リノベーションがされてきれいでいいな~と思ったのがちょっと頭に残っていました。

そのあと、(今住んでいるところが)売りに出されて、見に行ってやっぱりいいなと思って、ここに住むことを決めました。


あまり小さい部屋がいっぱいあったりするよりは、広いスペースがあった方が子供を育てるのにはいいかな~なんて思っていて、ここは広い部屋もありながら寝る部屋もあって、バランスが良く、探しているイメージに合っていました。

あと、(直樹さんが)背が高いので、天井や梁に頭がぶつからないっていうので、ここに決めました笑


すすき野団地の桜の写真
▲取材のとき、すすき野団地の桜がとてもきれいに咲いていました


Q団地に対してどんなイメージがありましたか、住んでみて変わりましたか?

■団地は程よい人の距離感で、ゆったりしています。


(直樹さん)

私はもともと普通の一軒家に暮らしていて、団地のイメージとしては人付き合いが大変そうだなという印象がありました。ここも800世帯くらいで、人付き合いが大変かなとおもっていたのですが、実際住んでみたら意外と程よい人の距離感でよかったです。

人と会わないわけでもなく、子供といたら挨拶してくれるし、団地のあつまりもちょこちょこあって、行けたら行くし、行けなくても大丈夫。無理なく、負担になるとだめなので、そうならないバランスで参加しています。程よい人の距離感がいいですね。


(るみさん)

私は実家が愛知県の方のURに住んでいたので、団地に対してのイメージは悪くないです。ただ、改めて住んでみて、団地の建物が建っている距離感や緑や公園があったりと、団地はゆったりしているとおもいます。狭いイメージもあるけど、緑や公園といった空間があるので、大きな庭がついてる生活という感じです。

あと、この部屋はハングが天井についているので、作業していて、上にものをポンと整理できたりと、作業部屋と生活している場所がすぐに転換ができる点が気に入っています。



松田ファミリーが住むお部屋の写真
▲松田ファミリーが住むお部屋は天井トラスに物をhangすることがテーマの「DANCHIーhang」という物件

Q団地の5階は子育てだったり、階段の上り下りなど大変ではないですか?

■マイナスだとおもうところは逆にプラスになるところです!


5階だから子育てが大変とかは考えていませんでした。運動にもなるし、足腰も鍛えられる。こどもも階数を数えながら上っています笑「1・3・7・・」って数字とばしちゃいながら笑


妊娠中にも先生から「団地の5階に住んでいる妊婦さんは安産(階段を上り下りするから健康)」って言われていて、その時は「へ~」と思っていたのですが、実際に住んでみて運動している意識はないけど、鍛えられるなって笑

こどもをだっこしながら、買い物の荷物をもったりするのは大変かもしれないけど、慣れてきますよ笑


あと、できるだけ(でかける際の)効率を考えるようになるから、コンビニに不用意にいかなくなるし、無駄遣いしなくなるし、忘れ物もしなくなります!笑

大変だよねって言われるほど大変ではないし、それよりも景色の良さが勝ちます!!

マイナスだとおもうところは逆にプラスになるところです。


5階は夏の風の抜けが良くて涼しいから、エアコンもこどもが心配なときにつけるくらいなので、電気代も冬の半分以下程度なんです。冬も日当たりがいいから、外から帰ってきてもそんなに寒くありません。特に、5階はプライベート面でもいいんです。2,3階だと外から見られちゃったりしますから。



三和ちゃんが団地の階段を登る写真
▲三和ちゃんも「1・3・7…」って数えながら階段を昇っています

Q最寄りの駅からバスについて不便を感じていませんか?

■最初は結構遠いのかなと思っていましたが、バスに乗ってしまえばその時間に色々できるので!


(直樹さん)

駅まで走って運動にもなります笑


(るみさん)

すすき野団地のバス停は、始発のバス停なので座って駅まで行けるのでいいですね。

最初は結構遠いのかなと思っていましたが、バスに乗ってしまえばその時間にメールの返信とか色々できるので!

こどもが大きくなったら電動の自転車がほしいですね。




すすき野団地行バスの時刻表。平日の朝7時台は23本もある。
すすき野団地へは、最寄りの「あざみ野」駅からバス便が多数です


(編集後記)

団地の5階ってやっぱり住むのが大変なのかな~と勝手に感じていましたが、

松田さんが暮らしを楽しみながらマイナスをプラスに変えていく様子はとても素敵で、リノベーション団地という住まいの魅力を再認識させてくれました


後編では、松田さんが団地ライフをおくる際に利用された、だんちぐみ(団地再生事業協同組合)の「買取保証サービス」について、サービス考案者の金丸さんも交えながらご紹介していきます♪



【infomation】

松田さんがご購入された物件「DANCHI-hang」はこちらをご覧ください。



 


【ライティング担当】

団地ライター岩澤の写真

岩澤綾子(いわさわ・あやこ)/大学院生

大学で都市デザインを専門に、地域に入り込んだまちづくりを実践的に研究中。村上さんのお誘いで団地女子会に参加。現在は「団地偏愛通信」で訪れた団地の魅力を紹介してます。趣味は散歩、映画鑑賞、バドミントン。団地女子会メンバー。



【インタビュー担当】



村上亜希枝(むらかみ・あきえ)/ライター

団地を愛する宅地建物取引士。多摩ニュータウンの不動産会社でお客様に団地を薦めているうちに、自身がすっかり団地好きに。現在は「 団地に住みたい人を、増やしたい!」を軸に、主に昭和期に建てられた団地の活性化に日々取り組む。趣味は団地巡り、山登り、アクセサリー作り。アキヱ企画代表。団地女子会メンバー。

Comments


bottom of page